今回から、湘南地域を走る路線についてひとつひとつ、私見を交えて語っていきたい。
本日はJR東海道線である。
駅は4つ
東海道線(JR東日本パート)は、全体としては東京駅から熱海駅までの3都県にまたがる長い路線だ。が、このブログで度々取り上げている「狭義の湘南(藤沢市・鎌倉市・茅ヶ崎市)」の中での停車駅は、次の4つである。
・大船駅(鎌倉市)
・藤沢市(藤沢市)
・辻堂駅(藤沢市)
・茅ケ崎駅(茅ヶ崎市)
東海道線の行先
東海道線はどこへ繋がっているか。基本的には東京駅方面である。
東京でお勤めの方が東海道線沿線の湘南地域に住むと仮定すると、
・品川駅
・新橋駅
・東京駅
あたりはダイレクトアクセスが可能であるため、このへんに勤務先がある方は東海道線沿線に住むと通勤しやすいと思われる。
しかし、たまにトラップがある。その名は「湘南新宿ライン」である。
既に湘南に住んでいる者からすると便利なのだが、東京都民の方にはいまいち理解しがたいかもしれないので、また別記事で説明することとする。
端的に言うと、たまに東京方面ではなく、副都心方面(渋谷・新宿・池袋等)に連れていかれる電車が走っているのだ。注意してほしい。
メリット
本数の多さ
東海道線のメリットは、特にピークの時間帯においてのぼり電車の本数が多いことだ。
7時台はなんと20本(うち、ライナー3本)もの電車が走っている。東京都心とそう変わらない本数だ。
8時台でも14本(うち、ライナー3本)の電車が走っており、7時~8時に通勤したい人にとっては魅力的だ。
しかし、この点は実は、個人的に思う最大のデメリットと表裏一体なので注意である。デメリットについては後述する。
どの駅も大きい
JR東海道線の停車駅は、いずれも比較的大きな駅である。
よく地下鉄の駅等で、駅から出たらコンビニくらいしかない…という場合があるが、東海道線の東京駅~平塚駅については、その心配はない。
デメリット
ピークタイムにおける横浜駅より先の混雑
最大のデメリットはピーク時間の混雑だ。
どの路線も混んでいるだろうが、東海道線のぼり電車も例外なく混雑する。
以前、私もそのユーザーだった経験から体感を話そう。
当時私は、茅ヶ崎駅~横浜駅の区間、ピークタイム通勤していた。横浜駅までも混むが、まあ我慢できる程度だ(もちろん座れないし人との距離はかなり近い)。横浜で自分と一緒に大量の人が降りた瞬間、それ以上の人が乗車して電車が発車したのに驚いた記憶がある。ピークタイムに首都圏まで毎日通勤するのは相当な苦痛が予想される。
したがって、東海道線沿線に住んで通勤するならば、朝のピークタイムを外すことをおすすめする。なお、帰宅ラッシュもそれなりに激しいので要注意である。
ただし、この混雑を回避しつつ通勤する裏技が存在するので、また別記事にする。
10両列車の存在
東海道線は、平塚までの区間は基本的には15両編成である。しかし、たまに10両列車が走っている。おそらく熱海方面との電車の行き来の影響かと思われる。
この10両というのが厄介だ。普段が15両だから、輸送力が2/3になる。
昼間でもそれなりには人は乗っているから、10両になると人がどうしても密集してしまう。時刻表等を見ずに駅に行くと、

なんでこの真昼間にこんな混んだ電車に乗ってるんだ…
という気分になる。手荷物が多いとき等は特にショックが大きい。
ちなみに、10両列車を避けるために、私は下記のサイトにお世話になっている。ありがたいことに、10両列車がわかる時刻表を作って載せてくださっている。
東海道沿線住民なので、この混雑以外のメリットは特に思いつかない。
贔屓かもしれない。
次回は小田急江ノ島線について取り上げようと思ったが、今日の記事の中で
・湘南新宿ライン
・ピークタイムの混雑を避ける裏技
という二つについて別記事に書く、と自分で宣言してしまったので、このどちらかについてまとめることとしたい。
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