前回から、
あなたが住みたい湘南とは、いったい具体的にどこのことなのか?
ということをテーマに、「狭義の湘南」3市(藤沢市・鎌倉市・茅ヶ崎市)の紹介を始めた。
まず、このブログ的湘南の中心・藤沢市を取り上げたところだ。
今回は鎌倉市を紹介したい。
鎌倉って湘南?
このブログをお読みいただいている方の中には
「鎌倉って湘南なの?」
と思われた方がいるかもしれない。なんと言っても自分がそうであった。
鎌倉といえば次のようなイメージがないだろうか。


「神社仏閣」
「大仏」
これらも鎌倉で想起されるイメージのうち有名なものである。
だが、実は鎌倉はある交通機関のおかげで、「湘南」的要素が多分に含まれている。
江ノ電の存在
ある交通機関とは、このブログでも既に何度か登場した
江ノ島電鉄(通称「江ノ電」)である。
この江ノ電、前回のブログでも触れたが、鎌倉駅と藤沢駅を結ぶローカル鉄道だ。輸送力は近隣の鉄道(東海道線・小田急線・横須賀線等)と比べてかなり貧弱という欠点を持つが、その欠点を補ってあまりある長所がある。
それは、路線が極めて海に近い区間が多いということだ。
海に近く、そしてその海には江の島が存在することで、江ノ電から見える景色が素晴らしくフォトジェニックなものとなっている。こんな具合だ。

また、次のアングルの江ノ電を見たことがある方は多いだろう。
ドラマのロケ地等でも散々使われている。

この江ノ電周りの鎌倉(鎌倉のうち相模湾に面する部分)=鎌倉における湘南、となっている。
また図にしてみた。

鎌倉にある湘南のポイント
上の拙い図を見てもらいたいが、鎌倉の大部分は山である。
それはそうだ。遠い昔、武士が、敵と戦うためのアジトとして選定した地である。だだっぴろい平原に拠点を作るわけがない。
鎌倉における湘南は限定されたエリアなのだ。
ただ限定されているからといって侮ってはいけない。
この江ノ電という資源を使ってか、具体的に駅で言うと特に
「七里ガ浜(しちりがはま)」
「腰越(こしごえ)」
「江ノ島(えのしま)」
あたりにお洒落な店がめちゃめちゃある。
今は割とどこにでもある「bills」の海外初出店先として選ばれたのが、この七里ガ浜である。これは誇らしい。(勝手に仲間意識を持つなよ、と鎌倉市民から蹴りが入るかもしれない)

また私はサーフィンをしないが、このあたりの海はサーフィンに適しているようだ。
ごくたま~にあのあたりを通ると、海の上に人とサーフボードが浮かんでいる姿がぽつぽつ見られる。サーファーは湘南の他の海でも多数目撃されるが、そのへんの海の差はわからない。機会があれば記事にしたい。
キーワード
江ノ電(海に近いあたり)
七里ガ浜
由比ガ浜
海辺のお洒落なレストラン
湘南と聞いてこういったイメージを持っている方、それは鎌倉市のことです。
次回は我がホームタウン・茅ヶ崎市を取り上げる。
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